胸郭出口症候群
- 電車のつり革につかまっているといると腕がだるくなる
- 洗濯物を干すのがしんどい
- 肩、首から指先までしびれが出る
- 腕がすぐに疲れる
- 手先、指先が冷たい
- 姿勢が悪く、肩こりが気になる
これらに当てはまる方は【胸郭出口症候群】かもしれません!!
「えっ!?なにそれ?症候群??」
とお思いの方もいるでしょう。意外と身近に潜んでいるので、これからの記事を読んで知ってください。
胸郭出口症候群って??|宇治東洋鍼灸整骨院
なかなか聞き馴染みのない名前かもしれませんね。
ですが、意外とこれに当てはまる人は多いんです( ゚Д゚)
「胸郭出口」というのは首、鎖骨、肋骨、胸筋などの間にある通路のことです。
この通路の中を重要な神経や血管が通り、指先にまで走ります。
鎖骨や肋骨の間やその上を通る筋肉の中を神経・血管が通っていくのですが、
様々な理由で締めつけられてしまい、症状が出てくるという流れです。
なで肩の30〜40歳代の女性に多く見られます。
特に事務仕事や子育てなどで前屈み姿勢になりやすい人というのが特徴でもあります。
主な状態は腕、手のしびれ・痛みで首や肩、背中の凝りだるさも訴えます。
そして冷えや疲労感、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気など起こることもあります。
このぐらいの年齢の女性の方でこれらの痛みやだるさがある方は【胸郭出口症候群】かもしれません!!
胸郭出口症候群の原因|宇治東洋鍼灸整骨院
先程も言いましたが、胸郭出口症候群の原因は『胸郭出口の締めつけ』です。
胸郭出口は大きく分けて3つあります。
・斜角筋症候群
・肋鎖症候群
・小胸筋症候群(過外転症候群)
斜角筋症候群とは前斜角筋と中斜角筋の間が圧迫されたときに起きます。
胸郭出口症候群の中で一番圧迫されやすい場所です。
肋鎖症候群とは肋骨と鎖骨の間で圧迫されたとき、
小胸筋症候群とは小胸筋の下で圧迫されたときに起きます。
小胸筋症候群は万歳をするように腕を上げる(肩の外転)と圧迫が強まり症状が増悪することから
”過外転症候群”とも言われています。
これらの胸郭出口というトンネルを筋肉が締めつけてしまうので痛みやだるさが出る。
つまり締めつける原因は筋肉の硬さです!!
締めつけられることでトンネル内を神経が手先・指先にまで行き届かないのでしびれ、
血管もうまく流れないので手先・指先が冷えるといった現象になってしまいます。
胸郭出口症候群の理学検査|宇治東洋鍼灸整骨院
胸郭出口症候群を疑う場合は検査をすることでおおよそは判断できます。
宇治東洋鍼灸整骨院でも行っている検査法を少しご紹介します。
a:モーレイテスト
鎖骨の上のくぼみの部分を圧迫することで
しびれが出れば陽性
b:アドソンテスト
腕の脈を触りながら首を後ろに倒し深呼吸する。
これで脈が弱まったり、消失したりすると陽性
c:アレンテスト
腕の脈を触りながら肩を挙げ、首を反対側に回旋させる。
これで脈が弱まったり、消失したりすると陽性
⇒斜角筋症候群
d:ライトテスト
腕の脈を触りながら両手を挙げる。
これで脈が弱まったり、消失したりすると陽性
⇒肋鎖症候群・過外転症候群
e:エデンテスト
両腕の脈を触りながら腕を後ろに伸ばす。
これで脈が弱まったり、消失したりすると陽性
⇒肋鎖症候群
f:ルーステスト
両腕を挙げた姿勢で3分間グーパーをし続ける。
痛みやしびれで3分間継続できない場合、陽性
胸郭出口症候群の施術法|宇治東洋鍼灸整骨院
何度もお伝えしていますが、
『胸郭出口症候群』からの症状を引き起こす原因は”筋肉”です。
となればその筋肉に対して施術していけば症状は回復していきます。
宇治市大久保の宇治東洋鍼灸整骨院では胸郭出口症候群に対して
‟鍼灸施術„を行います。
しびれや痛みを引き起こす原因の筋肉はほとんどは奥深くに存在します。
マッサージではそこまで奥には届きません。
そんなときに活躍するのが【鍼灸】です。
原因の筋肉に直接アプローチすることでその筋肉が活性化され、
滞っていた血流が解消され、冷えの解消にもなります。
そして女性の方は特に”手先、指先”の冷えでお困りの方が多いと思います。
この冷えは首から流れる血流の悪さです。
上手く循環してくれれば冷えは起こりません。
ですが、女性は筋肉の量やホルモンバランスの関係で流れにくいものです。
そこで宇治市大久保の宇治東洋鍼灸整骨院では
その血流の手助けをするために【オイルマッサージ】を行います。
上記の状態でお困りの方は
一度宇治市大久保の宇治東洋鍼灸整骨院にご相談下さい(^^)/
しっかりカウンセリング・検査等で見極め、状態を回復させていきます!!