逆子施術
🌷逆子とは??
妊娠中期(16週~27週)までは赤ちゃんは羊水の中でくるくる動き回っているので30%~50%が逆子といわれれいます。
しかし、妊娠後期(28週以降)になると頭部が重たくなるため、赤ちゃんの頭が下(子宮口)を向いた状態になります。
それに対して、お腹の赤ちゃんの頭が上で足やお尻が下にある状態の事を逆子といいます。
🌷逆子はなぜ起こるの??
羊水過多や多胎妊娠、何らかの原因で赤ちゃんが自分で回転する事が妨げられて逆子の状態のままになると考えられていますが、多くは原因不明とされています。
東洋医学的には下半身の冷えが原因であると考えられています。
本来は全身を巡っていなければならない栄養分や血流が上半身だけに集中していて、下半身は冷えてしまっているので赤ちゃんは温かい熱を求めて頭を上に向けます。
冷えの原因としては妊娠によるホルモンバランスが変化する事で、自律神経が乱れて体温調節が上手に出来なかったり、姿勢の変化によって血行が悪くなったり、運動不足になったりする事も原因の1つになります。
🌷逆子のリスク
✅通常より早い段階で破水しやすく、早産のリスクが上がる
✅出産時に赤ちゃんの身体が出た後でへその緒が頭で圧迫され、赤ちゃんの血流が止められてしまい、低酸素状態になるリスク
✅分娩に時間がかかる
✅帝王切開での出産でお母さんと赤ちゃんに大きな負担がかかる
- 後陣痛が痛い
- 肺血栓塞栓症のリスク
- 次回妊娠時に前置胎盤になりやすい
- 傷痕が残る
🌷逆子施術のメリット
① お母さんの身体に対する負担が少ない
- 産後の早期回復が望める
- お腹の傷痕が残らない
②赤ちゃんの身体に対する負担が少ない
- 通常と同じ状態で分娩が行える
③ 妊娠中でも安心して施術を行える
- 鍼灸施術は副作用がないので妊娠中でも安心して施術を行うこと事ができます。
④ 逆子を治すだけでなく、安産のお灸も一緒にできる
🌷どんな施術??
当院ならではの逆子に効くツボを刺激していきます。
逆子のお灸だけでなく、安産のお灸も一緒に行います☺
安産のお灸をする事により赤ちゃんに沢山の血液が送られ、骨盤や子宮の環境が良くなり元気な赤ちゃんが産まれてくると言われています。
またお灸によって自律神経の興奮が抑えられ、お母さんのリラックス効果も期待できます。
そして逆子の原因とされている下半身の冷えを改善するためのマッサージも行います。
🌷逆子施術を受けるタイミング
逆子という事が分かった後に逆子施術を受けていただくのですが、タイミングとしては28週~31週妊娠が最適です。
時間の経過と共に赤ちゃんが大きくなると、動くスペースが狭くなるので逆子が分かった時点で施術開始することをおすすめします。
逆子施術は開始が早いほど治る可能性が高くなります。
35週以降になると成功率は下がりますが、十分に施術する価値はあります。