産後にも体型が戻らない理由は大きく5つあります。

1骨盤に歪みがある

2運動量が産前より少なくなっる

3筋肉量の低下

4間食が増えた

5育児や家事などによるストレス

上記のように様々な原因で産後は体型が戻りづらくなります。

妊娠中から出産にかけてリラキシンというホルモンを分泌します。

リラキシンは骨盤の靭帯を緩ませ骨盤に動きやすくさせる効果があり、

お腹の中の赤ちゃんが生きやすい環境を作ります。

そして、出産を円滑に進めるために重要な役割をするホルモンです。

そのリラキシンというホルモンは妊娠中から産後約半年にかけて分泌されるので出産後は骨盤や他の関節が緩んでいて、骨盤が開いたり、歪みが出やすくなって様々なトラブルが起こりやすい状態になります。骨盤の歪みが出ることでお腹周りにお肉がつきやすくなったり、基礎代謝が落ちるので痩せにくくなります。

体型が変わると体に変化が出てきます。骨盤が開くことにより骨盤の左右のバランスが悪くなることで筋肉の付き方に左右差がでることで片方にだけ負担がかかり腰痛がでたり、子どもの抱っこなどによって姿勢が前屈みになることで猫背になり、首こり、肩こり、頭痛、めまいなどの症状が現れます。このような腰痛や肩こりなどの症状は何も治療しないままだと普段の負担が積み重なってさらに症状が悪化してしまい、治療しても中々治りづらくなってしまいます。なのでこの様な症状を治すために骨盤の歪みや筋肉の硬さを取り除く必要があります。

体型が戻らない原因で一番大きいのは骨盤の歪みによるものです。ですので体型を戻すためには産後の骨盤矯正が最適です。産後の骨盤矯正とは出産により歪んだり開いてしまった骨盤を元の正しい位置に戻す施術です。さらに骨盤を整えることで骨盤周りの筋肉にも影響を与えます。可動域が広がったり、筋肉の動きがスムーズになるので体が軽くなり使いやすくなります。

そして骨盤矯正を行うタイミングは出産後1〜3ヶ月が目安です。理由はリラキシンというホルモンは産後約3ヶ月までは出ているため関節が戻りやすい時期に産後の骨盤矯正を始めることをオススメします。

骨盤の歪みを放置すると体型が戻らないだけではなく、腰痛や肩こりなどに悩まされるので今後の体のためにもしっかりお身体を治していきましょう。