変形性股関節症
変形性股関節症とは?|宇治東洋鍼灸整骨院

変形性股関節症は、股関節の関節部分にある軟骨がすり減ることで、骨同士が直接ぶつかるようになり、痛みや可動域の制限が出る疾患です。
特に40代以降の女性に多く見られ、進行性の疾患のため、放置すると関節の変形が進み、日常生活にも大きな支障をきたすことがあります。

こんな症状がある方は要注意です:
・立ち上がる時や歩き始めに股関節が痛む
・正座やあぐらがしづらい
・長時間立っていると股関節がつらい
・椅子なしでは座れない、または座ってから立ち上がるのが困難
・片足をかばって歩くようになっている
変形性膝関節症の原因|宇治東洋鍼灸整骨院
変形性股関節症はさまざまな要因で発症します。主な原因としては以下のようなものがあります:
・股関節の軟骨の摩耗や変性
長年の使用によって軟骨がすり減り、骨と骨がこすれることで炎症や痛みを引き起こします。
・臼蓋形成不全(股関節の受け皿が浅い状態)
先天的に骨の形に異常がある場合、股関節にかかる負担が増し、早期に変形が進みやすくなります。
・大腿骨頭の変形やズレ
骨の形やバランスの崩れによって関節に負荷がかかりやすくなります。
・日常生活の負担
姿勢の悪さや歩き方のクセ、体重の増加など、積み重なった日常の負担が発症のきっかけとなることも。
当院に来られる患者様の多くは、生まれつきの問題というよりも、こうした生活習慣や加齢に伴う変化が原因となっています。
放置してしまうと起こること|宇治東洋鍼灸整骨院
変形性股関節症は、初期には「違和感」程度の症状しか出ないこともありますが、進行すると関節の変形が進み、痛みの増加や歩行困難といった深刻な症状に発展する可能性があります。
放っておくと、最終的には人工関節手術が必要になるケースも少なくありません。
変形性股関節症の施術方法|宇治東洋鍼灸整骨院
「手術は避けたい」「できるだけ自然な形で痛みを取りたい」
そんな方のために、当院では股関節周囲の筋肉や関節のバランスを整え、痛みの緩和と可動域の改善を目指した施術を行っています。
■ 鍼灸治療

股関節まわりのツボや筋肉に鍼を用いて刺激を与えることで、血流を促進し、炎症や痛みをやわらげます。冷えや筋緊張の強い方に特におすすめです。
■ 超音波治療

高電圧の電気刺激を利用して、深部の筋肉や靭帯にアプローチ。痛みの軽減と回復を早める効果が期待できます。
■ 筋肉調整・手技療法

股関節・腰・膝・太もも・ふくらはぎなど、関係する部位の筋緊張を手技でゆるめ、関節への負担を減らします。
最後に
変形性股関節症は、変形そのものを元に戻すことは難しくても、痛みを軽減し、動きやすい身体を保つことは十分可能です。
早期に対処することで、進行を防ぎ、手術を回避できるケースも多くあります。
「最近、歩きづらくなった」「立ち上がると股関節が痛い」などのお悩みがある方は、お気軽に宇治東洋鍼灸整骨院にご相談ください。

















