肩鎖関節脱臼
肩鎖関節脱臼とは?|宇治東洋鍼灸整骨院
肩鎖関節脱臼とは、肩甲骨と鎖骨の関節がずれてしまうことです。
肩鎖関節とは、肩甲骨の肩峰と鎖骨の外端によって構成されています。
この関節には、肩鎖靭帯・烏口鎖骨靭帯・烏口肩峰靭帯、三角筋・僧帽筋がついており肩鎖関節の安定性を保つ役割があります。
肩鎖関節脱臼は稀に発生し、肩の外側や鎖骨に強い衝撃が加わるとズレることがあります。
肩鎖関節脱臼にも分類があり、捻挫・亜脱臼・脱臼に分けられます。
肩鎖関節脱臼の受傷機転|宇治東洋鍼灸整骨院
バイクや車での交通事故やラグビー・アメフト、柔道などのコンタクトスポーツで肩の外側・上面を強く打った時に肩鎖関節脱臼が起こることがあります。
また、転倒時などに肘を打ちつけた時にも、肩鎖関節に介達外力が働き脱臼することがあります。
鎖骨骨折が起こった時には、鎖骨遠位端が転位すると肩鎖関節にまで影響が及びズレることもあります。
肩鎖関節脱臼の症状|宇治東洋鍼灸整骨院
・安静時痛
・腫脹
・運動時痛
・階段状変形
*上方に鎖骨が脱臼すると関節部分の皮膚に段差ができること。
・ピアノキー徴候
*鎖骨外端が上方に転位しているのを、下方に押さえて手を離すと上方に戻ること。
肩鎖関節脱臼の治療法|宇治東洋鍼灸整骨院
捻挫や亜脱臼の場合は、テーピングや三角巾などで患部に負担をかけないように固定します。
完全脱臼の場合は、外科的療法が必要となり、脱臼を整復し靭帯の再建をしていきます。
外科的療法に関しては、専門医や医師にご相談ください。
肩鎖関節脱臼の施術方法|宇治東洋鍼灸整骨院
宇治市大久保・城陽市の宇治東洋鍼灸整骨院で行っている、
肩鎖関節脱臼の施術方法
脱臼してすぐは病院に受診してもらう必要があります。
そこから、固定後のリハビリや整復できていても痛みや運動制限が残っている場合には施術を行なっていきます。
中には、脱臼してから何年も経ってから痛みや症状が出てくる場合もあります。
痛みが出ている部位や障害が出ている患部に対しては、『鍼灸施術』・『超音波施術』を行っています。
鍼灸施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/shinkyuu/
患部の筋肉や組織が固まっているのを解消していき、肩や腕部分などの患部に対して効果のあるツボに鍼とお灸もしていきます。
鍼といっても、髪の毛ぐらいの細い鍼を使っており、痛みを感じることは少ないです。お灸は、せんねん灸を使っており、燃えている部分が直接皮膚に当たることはないのでやけどのリスクは低いです。
超音波施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/超音波ハイボルテージ施術/
超音波+電気刺激を深部の筋肉や神経、組織に対してアプローチすることができます。また、一秒間に100万回の音波による振動で細胞レベルで筋肉を緩めることもできます。
電気を用いることで、体の疼痛閾値を高めて痛みを発生しにくくもしていきます。
肩鎖関節脱臼は、基本的には病院で処置を行なっていきますが、固定装具が外れても痛みが残っていたり、運動制限が出ることがあります。
放置してしまうと将来、脱臼を繰り返してしまったり、骨折につながる場合があります。
後遺症を残さないためにも、症状が少しでも残っていたり出てくる場合は、早急に対処していく必要があります。
宇治市大久保・城陽市の宇治東洋鍼灸整骨院のスタッフが全力でサポートしていきますので、症状解消できるようにしていきましょう。