鎖骨骨折
鎖骨骨折とは|宇治東洋鍼灸整骨院
鎖骨骨折とは、首のすぐ下にある皮膚から触れやすい骨で、左右対称のS字状の形をしている骨が折れてしまうことです。
この鎖骨は衝撃が強く加わってしまうと折れやすく、全骨折の中で約10%を占めるほど多い骨折の一つです。
全年齢層に起こり、幼児では不全骨折のことが多いです。
好発部位は、鎖骨の中央1/3のところで、中央は特に細くなっており筋肉や靭帯も付着がないため両端よりも折れやすくなっています。
鎖骨骨折は、転倒時に肩をぶつけたり、交通事故の衝撃で多く発生し、一度折れてしまうと変形しやすくなります。
鎖骨骨折の発生機序|宇治東洋鍼灸整骨院
鎖骨骨折の発生は、
交通事故でエアバックやハンドルが鎖骨にあたり骨折する場合があります。
転倒した際に腕を伸ばして手をついたり、肩をぶつけたりの鎖骨に直接的な衝撃ではなく、肩の骨を通して衝撃がくる時も骨折しやすくなります。
鎖骨は、皮膚のすぐ下にあり、かつ細い骨なので、衝撃が強く加わってしまうと折れやすいです。
鎖骨骨折の症状|宇治東洋鍼灸整骨院
・骨折部の痛み、腫脹、内出血
・腕や首を動かすと痛みが出る
・肩の運動制限
・手指の痺れ
・骨折部の皮膚が盛り上がる(転位の状態によって)
鎖骨骨折の治療方法|宇治東洋鍼灸整骨院
主に、保存療法と手術療法になります。
手術療法は、銅線や専用のプレートなどを用いて、固定を行います。
手術方法に関しては、専門医や医師の診察や診断をお勧めします。
保存療法とは、手術をせずに固定装具を使って患部・肩・腕を鎖骨が引っ付くまで固定します。
小児の鎖骨骨折の場合は、原則的には保存療法になります。
固定期間は、一般的には4~6週間で乳幼児の場合は、2~3週間と短くなります。
固定中は肩や腕を動かさなくなってしまうと関節拘縮が起こってしまうので、患部の状態を見ながらリハビリも進めていきます。
手術が怖く、保存療法を選択する方が多いですが、骨折部の転位状態や短縮が強いと骨が正しくつかず、
偽関節などが起こり痛みや不安定感、変形治癒が残る場合があります。ですので、後遺症を残さないためにも手術をしたほうが良い場合もあります。
鎖骨骨折に対する施術方法|宇治東洋鍼灸整骨院
宇治市大久保・城陽市の宇治東洋鍼灸整骨院で行っている、
鎖骨骨折後の施術方法
骨折してすぐは病院に受診してもらう必要があります。
そこから、固定後のリハビリや骨が引っ付いても痛みや運動制限が残っている場合には施術を行なっていきます。
中には、骨折してから何年も経ってから痛みや症状が出てくる場合もあります。
痛みが出ている部位や障害が出ている患部に対しては、『鍼灸施術』・『超音波施術』を行っています。
鍼灸施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/shinkyuu/
患部の筋肉や組織が固まっているのを解消していき、肩や鎖骨部分などの患部に対して効果のあるツボに鍼とお灸もしていきます。
鍼といっても、髪の毛ぐらいの細い鍼を使っており、痛みを感じることは少ないです。お灸は、せんねん灸を使っており、燃えている部分が直接皮膚に当たることはないのでやけどのリスクは低いです。
超音波施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/超音波ハイボルテージ施術/
超音波+電気刺激を深部の筋肉や神経、組織に対してアプローチすることができます。また、一秒間に100万回の音波による振動で細胞レベルで筋肉を緩めることもできます。
電気を用いることで、体の疼痛閾値を高めて痛みを発生しにくくもしていきます。
鎖骨骨折は、基本的には病院で処置を行なっていきますが、固定装具が外れても痛みが残っていたり、運動制限が出ることがあります。
放置してしまうと将来、四十肩や五十肩、肩こりなどの症状が出てくる場合があります。
後遺症を残さないためにも、症状が少しでも残っていたり出てくる場合は、早急に対処していく必要があります。
宇治市大久保・城陽市の宇治東洋鍼灸整骨院のスタッフが全力でサポートしていきますので、症状解消できるようにしていきましょう。