頚椎症性神経根症
頚椎症性神経根症とは|宇治東洋鍼灸整骨院
頸椎症性神経根症とは、中年〜高齢の人に起こりやすく、頸椎の変性(骨棘形成・椎間板ヘルニアなど)により、背骨の椎間孔という穴が狭くなります。
そうすると、椎間孔を通っている神経根が圧迫され、痛みや痺れが出てくる疾患です。
上記にある神経根とはどのようなものかというと、
脊髄から左右に枝分かれして出てくる細い神経のことです。
頸椎:8対 胸椎:12対 腰椎:5対 仙椎:5対
それぞれ左右に出ており、感覚や筋肉の運動などを支配しています。
頸椎症性神経根症は、頸椎の神経根が障害されることで様々な症状が出てきます。
頚椎症性神経根症の原因|宇治東洋鍼灸整骨院
◯姿勢不良
デスクワークや長時間座る姿勢での仕事をしている方は、
猫背姿勢やストレートネックなどは頸椎への負担を大きくし、発症しやすくなります。
また上を向くことの多い職業の人(内装業・エアコンのメンテナンスなど)は、
常に頸椎の伸展が起こり、神経根が圧迫されやすくなります。
頚椎症性神経根症の症状|宇治東洋鍼灸整骨院
主に、神経根の圧迫部位によって、その支配領域に症状が出てくることが多いです。
◯首・肩・背中・腕・手の痛み
神経根の圧迫されている場所によって、痛みの場所は変わってきます。
特に、首を後ろに倒すと痛みが強くなります。
痛みは、チクチクやビリビリを伴う神経痛があります。
◯首・肩・腕・手の痺れ
神経根の圧迫部位によって、その支配領域に痺れが出てきます。
症状が強いと、痛みを伴うこともあります。
◯腕・手の感覚鈍麻
神経根の圧迫部位によって、その支配領域の感覚が鈍くなります
◯首・肩・腕・手が動かしにくくなる
神経は筋肉の運動を支配しているので、神経根の圧迫部位によって、
その支配領域の筋肉が動かしづらくなったり、思うように動かなくなります。
◯自律神経症状
頚部には、自律神経を支配する交感神経幹が通っており、交感神経幹は頸椎神経根とも連絡しているので、自律神経症状を併発することもあります。
頚椎症性神経根症に対する施術方法|宇治東洋鍼灸整骨院
頸椎症性神経根症の原因は、普段の姿勢が悪くなることで起こってくるので、
体の歪みを整えるためには、『永田式背骨骨盤全身矯正』を行います。
『永田式背骨骨盤全身矯正』はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/nagata/
首から腰までの背骨と骨盤を正しい位置に整えていき、頸椎の関節にかかる負担を減らしていきます。関節が正しい位置に整うと、関節の動きはスムーズになり、首や肩周りの動きも良くなります。
背骨骨盤全身矯正を1回してすぐに姿勢は治るものではありません。長年の積み重ねによって、姿勢不良や体の歪みは出ているので、ある程度の回数はおこなっていく必要はあります。
姿勢を整えていき、さらに筋肉に対しても施術をおこなっていく必要はあります。
痛みが出ている部位や障害が出ている患部に対しては、『鍼灸施術』・『超音波施術』を行っています。
鍼灸施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/shinkyuu/
首や肩、腕などの患部に対してはもちろん、神経症状・自律神経症状に対して効果のあるツボに鍼とお灸をしていきます。
鍼といっても、髪の毛ぐらいの細い鍼を使っており、痛みを感じることは少ないです。お灸は、せんねん灸を使っており、燃えている部分が直接皮膚に当たることはないのでやけどのリスクは低いです。
超音波施術はこちら⇨https://uji-toyo-shinkyu.com/sejyutu/超音波ハイボルテージ施術/
超音波+電気刺激を深部の筋肉や神経、組織に対してアプローチすることができます。また、一秒間に100万回の音波による振動で細胞レベルで筋肉を緩めることもできます。
頸椎症性神経根症は、骨棘やヘルニアによって発症してしまうとなかなか治りにくくなります。
症状を感じ始めたら早急に対処していき、症状改善と再発防止できるようにしていきましょう。
宇治市大久保・城陽市の宇治東洋鍼灸整骨院のスタッフが全力でサポートしていきますので、症状解消できるようにしていきましょう。